街でのゴミ拾いとカンボジアでの学校建設
10月31日、ハロウィンですね。
年に一度のお祭り。気合いの入ったコスプレを見ると、こちらまで楽しくなってきます。
しかし、渋谷ではハメを外しすぎたのか、ゴミが散乱してしまいました。
そこで立ち上がったのが、大学生たち。渋谷の街をキレイにし、そのゴミ拾いの様子をTwitterに投稿しました。
この投稿に対し「偽善だ!」と批判するリプライが殺到。私のTwitterのタイムラインでも話題になりました。
私はこのゴミ拾いを偽善だとは全く思っていません。
一方で、私はカンボジアに学校を建てるプロジェクトを偽善だと考えています。
どちらも社会のためになることを自分たちで進んでする素晴らしい行為だと言えるかもしれません。
そのため前者を善で、後者を偽善としている自分に違和感を感じました。
その後、考えた結果、私の善と偽善を分ける基準はおそらく、その行為によって本当に目的が果たせるのかというところにあると気づきました。
ゴミ拾いはそれ自体で「街をキレイにする」という目的を叶えることができます。
しかし、カンボジアの学校建設は「子供達の教育の機会を増やすこと」という目的をそれだけでは達成できません。
このことから、ただ目立ちたいだけじゃないのかと疑ってしまうため、気に食わないのかもしれません。
建てて終わり感を強く感じます。
その辺りも広報すれば、叩かれることも少なくなるのではないかと思います。

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. (小学館文庫)
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