ソーシャルメディアでは誰でも役者になれる!
ソーシャルメディアは、失敗する場合もありますが、見せたい自分を表現しやすいメディアだと思います。
外出をあまりしない人。
そんな人も「ディズニーランドなう(^o^)/今日も○○ちゃんたちと一緒♡」のようなものばかりTwitterでつぶやく。
それだけで読んでいる人は「この人は毎日が楽しいんだな。」と思います。
セルフブランディング()に精を出す人。
そんな人も「今日は△△社の社長にお会いして、熱い話をお聞きしました。出会いに感謝。」などばかりFacebookに投稿する。
それだけで意識高い系に見られて失笑を買ってしまいます。
使い方を間違えるとマイナスイメージを与えてしまうことが往々にしてあるのがソーシャルメディアの怖さ。
しかし、ソーシャルメディアを上手く使えばいい印象を与えることも可能。
極論を言うと、かわいい女性の顔写真をTwitterのアイコンにして、それっぽいことをつぶやくだけでかわいいは作れます。
リアルだとそうはいかないんですよね。
表情や身振りなどの社会的手掛かりも判断材料になって隠しきれないので。
したがって、リアルでは見せたい自分を演じ切るのは非常に難しいと言えます。
一方、文字コミュニケーションを主とするソーシャルメディアでは、見られたい自分を演じやすい環境にあります(意識高い系のように失敗する場合もありますが)。
リアルとは異なり、判断材料の少ない文章というパッケージにして自分を読者に届けられるからです。
ソーシャルメディアは「素の自分」とは異なる人格を表現しやすい。
つまり、誰でも役者になりやすい環境がソーシャルメディアにはあるということ。
名役者になるか、大根役者になるかは使い方次第です。

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