所詮、ネットは井戸端会議
ネットで様々な情報を得られるようになってから久しいですが、マスメディアの影響は依然に強いですよね。
子供を狙った犯罪や少年犯罪の数が減っています。それでも増えているイメージがあるのは、マスメディアが頻繁に取り上げるから。
マスメディアが強い影響力を持っているからこそ、抑止力が働いて少年犯罪や子供への犯罪が減っているとも言えるので、いいことではあります。
しかし、ネットにより個人が情報の発信者になれるようになったのに、少し寂しく感じますね。
かつてネットで個人が意見を自由に発して、活発に議論することで、知がどんどん蓄積されるなんて理想論もありました。
もちろん、個人のソーシャルメディアやサイトで「実は少年犯罪は減っているんだよ」と訴えているものを見ます。
しかし、世間のイメージは変わっていません。個人の発信力が低いままであることの現れですよね。
ネット上での個人のやり取りはリアルの井戸端会議程度のものなんでしょうね。

美しい日本の掲示板―インターネット掲示板の文化論 (新書y)
- 作者: 鈴木淳史
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 新書
- クリック: 54回
- この商品を含むブログ (22件) を見る