おしゃべりはMAILからLINEへ
私が高校生だった頃の対面以外でのコミュニケーション。そこで主に利用していたのはケータイメールでした。
毎晩のようにクラスメイトとくだらない文章を送り合っていたことを覚えています。
しかし現在、メールを利用する時は、登録しているメルマガを読むことがほとんどになってしまいました。
まあ、結局読まずに消してしまうことが大半ですが。
このようなことが私以外の人にも見られるようになっているような気がします。
それでは文字コミュニケーションにおいて、友達と会話する役割はどのメディアが担っているのでしょうか?
私はLINEがメールのおしゃべりの役割をごっそり奪ったと考えています。
LINEがこれほどまでに浸透している理由は3つあるかと。
①文脈を把握しやすい
メールでは時間を置いて返信する際
- お目当てのメールが他のメールに紛れて見つけにくい
- それまでのやり取りを確認するのが面倒
LINEは会話の相手ごとにトークルームを持てる上に、グループを作成することで複数人ともメッセージを送り合うことができます。
もちろん、そこではそれまでのメッセージの一覧も簡単に閲覧可能。
そのため、文脈を把握しやすくなっています。チャットにかなり近いですよね。
②会話のテンポが良い
メールと比べて比較的短い文章を送ることが多いため、メールより悩んで文章を考えることが少ないと思われます。
これにより対面でのコミュニケーションに近いテンポでのやり取りが可能。
③インフラ及びデバイスの進歩
※ガラケーだとかなり使いにくいです。
○まとめ
メールよりおしゃべりには向いていますが、LINEというサービス自体はチャットに似ており、真新しいものではありません。
サービスの良さ以上にインフラやデバイスといったサービス外の環境がLINEに適したものになったこと
これによりLINEの普及が一気に進み、メールのおしゃべりの役割、その座を取ることが出来たのだと思います。

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