今更ながらバカッター問題
昨年の夏に大変話題になりました。
迷惑行為をTwitterに投稿し、炎上するバカッター事件。
コンビニの冷蔵庫に入るものから、回転寿司店の醤油を鼻に入れるものまで。
実に多彩ないたずらが連日のように報道されていました。
この騒動が収まった現在でも、未成年の飲酒ツイートはよく見ます。
これらの行為の是非は言うまでもありません。そして、ツイートしている彼らも悪いことと分かっているのだと思います。
この騒動以前にも同じような行為はあったはず。そのため、Twitterがこれらの行為を可視化したと言えるでしょう。
リアルな場ではわざわざ人目につくようにはしないはずですし。
2つあるかと。1つ目はTwitterの性質、2つ目はタイムライン。
①性質
②タイムライン
タイムラインではフォローのツイートを主に見ることになります。フォロー外のツイートのうち見るのは基本的にリツイートのみ。
そのため、フォロー外の人が自分のツイートを読む可能性が低いと安直に考えてしまうことがあるかもしれません。
以上からTwitterはパブリックなメディアにも関わらず、プライベートなコミュニティを活性化させる傾向の強い構造になっていると言えます。
そうして彼らは「仲間内で楽しむだけだから大丈夫」と錯覚し、迷惑行為の様子を投稿してしまったのだと思います。
バカッターにならないために、そして、楽しくTwitterを利用するためには、
プライベートな内容でも、自分のツイートを全く関係のない人が見たらどう思うのかを常に意識し、気をつけること。
これが大事なのかもしれません。

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