視点の偏りを防ぐには
ある組織特有の考え方ができて、メンバーそれぞれもそれに偏るのは問題かもしれない。
目的や想いを一つにすることは必須ですが、考え方を一つにするのは危険な気がします。
←目的と想いについては過去のブログでも言及しました。
例えば、考え方までかなり近くなり、全員が一列になって目的地に進む。そうなると、みんな仲良く罠にかかるかもしれません。
目的地は一緒ですが、視点の違う人がいれば「そこに罠があるよ。」と指摘出来て回避できるはずです。
しかし、個人の努力でこれを可能にするにはあえて違う視点を持つこと。これを日々意識して活動するしかないのかもしれません。
しかし、明らかに異なる視点を持とうとすると、組織の主流の考え方から外れます。そのため、主流の人より評価が低くなることを、ほとんどの場合、覚悟しないといけません。
意識の有無問わず、それを避けようとすることで、メンバーそれぞれ似たような考え方になってしまうのでしょう。
したがって、考え方を多様化させることの価値を知り、様々な意見が評価されるような雰囲気作りが必要です。

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