Twitterの世界
Twitterのユーザーたち。
彼らのタイムラインで得られる情報はそれぞれで異なるため、Twitterに対するイメージも人それぞれ。
Twitterではこうコミュニケーションするべきだという考えも人によるので、諍いも起きやすいのでしょう。
自分が普段見ているタイムラインで繰り広げられるものが、「Twitterの世界」だと思ってしまいますからね。
案外、対立している陣営同士がお互いをバカにしている感じも自分のタイムライン上が「Twitterの世界」だと過信しているからかもしれません。
お互いの中にどうしてもバカが一部いるものだけど、相手側の賢くないツイートをリツイートしてあっちの陣営はアホばかりだと言っているだけだと思います。
そして、逆に自分たちの陣営のいいツイートをリツイートして自分たちの考えが正しいことを再確認しています。
Twitterは世界中の人とつながることのできるメディアであるため、使い方によっては様々な見識を得られます。
一方で、世界中の人とつながれるからこそ、自らのタイムラインでのコミュニケーションがTwitterで認められるものなんだと信じ切り、視界を狭めてしまう危険性も同時に孕んでいます。
そのため、賢い使い方は様々な立場の人をフォローして、偏りのない情報を得ようとすることかもしれません。
この私の考えも自分のタイムラインの「Twitterの世界」から生まれたものに過ぎないとも言えますが。

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