私の夢はほんのささいなこと
夢と聞くと、子供の頃描いていたような壮大なものを思い浮かべるのかもしれません。
「パイロットになって世界中を飛び回りたい!」
「みんなに愛されるアイドルになりたい!」
など小さい頃の文集には多くの子供達の夢が書かれています。
私の小学生の頃の夢はノーベル賞を受賞することでした。今思えば大きすぎる夢。
「普通のサラリーマンになって、人生を過ごすのはまっぴらごめんだ!歴史に名を残すんだ!」
と強く思っていた記憶があります。
しかし、年を取るごとに普通の暮らしをすることのハードルがやけに高いことを次第に感じられるようになりました。
ほとんど学習漫画に出てくる偉人たちにしか尊敬しなかった幼い頃の自分。
その自分では考えられないほど、今では毎日汗水流して働いている親や周囲の大人がとても輝いてかっこよく見えるようになりました。
何か偉業を成し遂げたいのではなく、自分の企業や家族のために働く。
そんな一人一人の頑張りで世界が動いているのだと気づきました。
今では私の夢はほんのささいなもので、身近な大切な人たちのために働き、彼らから愛されることです。
これからどんな仕事に就くことになってもこれだけは忘れたくないですね。

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